若い頃は広告等に踊らされやすいのもあって、雑誌の評価が高いと異様に期待値が上がってしまう性格だった。
手に取る音源はだいたい期待値を上回ることなく、「うーん、思ってたのと違うかな」という評価に陥りやすい。おそらく”なんちゃら効果”ってやつ?…
そこへ行くと親しい友人などの勧めは意外と冷静だし、なんならその場で聞かせてくれたりするので自然に受け入れてしまう。
こうやって趣味の幅が広がっていくものだと思う。
当時、全く音楽の趣味が違う友人宅にお邪魔していた。
ロックしか聴かないと思ってたけど、実はこういうの好きだろう?
そういって聞かせてくれたのが Level 42 だった。
初期作品ではなく、当時発売されたばかりの Forever Now だった。
1曲目の Forever Now を何となく聞いて、その場の社交辞令でもなく、普通に「え、良いなこれ」と言った気がする。
私がツェッペリンの好きな曲を挙げたとき「こいつファンク系好きやろな」と考えていたらしい。なんという音楽脳。
彼からはその後もJamiroquaiなど、ポップでファンクなものや、所謂ブリットポップ的なものを良く紹介された。すべて気に入ったわけではないが、ソムリエみたいで面白かった。
あれを起点に自分の音楽観が柔軟になった気はする。
懐かしいな。
とはいえ未だに聞いてる音楽の7割はロックだと思うけど(笑)
そして Level 42 はいまでもよく聴く。
実は本当に回想バンプとか、ノスタルジア効果を求めているのかもしれない。
そんなことを考えながら、原因不明の膝関節痛にため息をつく春である(笑)。
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