デイヴィッド・カヴァーデイルが引退を表明したとのこと。
そう、ホワイトスネイク(Whitesnake)の David Coverdale である。
ここ最近は70、80年代初期から活動しているロックミュージシャンの他界が相次いでいるけれど…それなりの年齢で引退宣言というのは、ある意味ファンにショックを与えない良い終わり方だと思う。
私がホワイトスネイクを初めて聞いたのは1987(邦題サーペンスアルバス)より早く、
その時点での最新作、スライド・イット・イン(所謂UK版)だった。
ジョン・サイクス加入前のホワイトスネイクに手を出した理由は
「ディープパープルの元VoでBurn歌ってた人」という知識のみ。
当時、主に聞いていたのが確か…メタリカ(Metallica)の Ride the Lightning とか Master of Puppets、ジューダスプリーストの復讐の叫び(Screaming for Vengeance)だった少年の耳にはちょっと渋すぎるというか刺激が足りなかったように記憶している。※(その10数年後、やっと良さがわかるのだが)
その後、1987(邦題サーペンスアルバス)が発売され、あまりの「格好良さ」に卒倒。
ギターの音に惚れ込んだのはこれが初めてだったと思う。
Still of the Night は特に繰り返し聞きこんだ。
しかしだ。
そう、もうホワイトスネイクネタでは語りつくされている話題。
1987発売時には肝心のギタリスト、ジョン・サイクスがクビになっていた。
レコーディング終了時にクビ。
マイケルジャクソンに次いで売り上げチャート2位のアルバム。
作曲とギターを担当したのにバンドには既に存在しておらず、
メディアに流れるMVはまったく別のメンバー。
この絶賛売れているアルバムのギタリスト、作曲者が自分だということが、世の中に、全く、浸透していかない事への絶望、苛立ち、怒りを語るジョン・サイクスに当時は200パーセント共感したものだ。
で、自分が社会に出て、おっさんになってくるとこの共感は薄れてくる(笑)
ジョンをクビにした理由をツラツラと語るカヴァーデイル。
バンドのためにあれだけ貢献したのにと語るサイクス。
多分どちらも本人にとっては正しいことを言っているワケで。
第三者としては話半分に聞いておく程度で良いのだ。
結局、真実というのは当事者の立ち位置で捉え方が変わるのだから。
まぁそもそも毎度毎度それをインタビューしなきゃ良くない?って話なんだけど、この辺にしておこう(笑)
…結局ジョン・サイクスの記事になっているな(笑)
軌道修正すると。
ホワイトスネイクは1987の他も後追いで聴いており、
アルバムも半数くらいは揃えている。
正直なとこ、カヴァーデイルの歌声は低~中音域が好みで、自分が歳食ってからは1987以降よりスライド・イット・イン以前のほうが聞いてて心地よい(笑)
ベタな選曲だけどやはり Fool for Your Loving (原曲版)は名曲だと思うし、Slow an’ Easyもプレイリスト採用率高い。
何よりも、正直なところ、「アルバム1枚通して聞こう」と思わせるのが Slide It In だったりする。良い意味で結構ベタなハードロックンロールが緩急織り交ぜて展開されて、所謂「捨て曲」も個人的にはほぼ無いので車の運転中に聞くと非常にドライブが捗る。アニバーサリー(25周年)アルバムだとUK・US両方聞けるし、シャッフル再生してるとファン(マニア)なら「これはUK版だな」などとちょっとキモい独り言を言ったりできる(笑)
尚、Ready an’ Willing(邦題フール・フォー・ユア・ラヴィング)より前のアルバムはそのうち聞こうと思っている間に時は流れ今に至る。
それにしても、晩年(失礼)のリマスター乱発はちょっとひどい。
なにがひどいって、その度買っちゃうから…(笑)
だってねぇ、古い曲をそのまま聞くのもいいけど、やはり音質がクリアになってたり、ボリュームバランスが自分好みになってたりすると欲しくなるよね。でも短期間で乱発はつらいよカヴァーデイル。
WhiteSnake 現在のプレイリスト(2026/01月現在)
曲順. 曲名 / アーティスト名 / 収録アルバム名
01. Crying In The Rain / WhiteSnake / Whitesnake (30th Anniversary)
02. Bad Boys / WhiteSnake / Whitesnake (30th Anniversary)
03. Still of The Night / WhiteSnake / Whitesnake (30th Anniversary)
04. Slow & Easy / WhiteSnake / Slide It In – 25th Anniversary
05. Love Ain’t No Stranger / WhiteSnake / Slide It In – 25th Anniversary
06. Fool For Your Loving / WhiteSnake / Ready an’ Willing
07. Wine, Women An’ Song / WhiteSnake / Come An’ Get It
08. Saints An’ Sinners / WhiteSnake / Saints An’ Sinners
09. Woman Trouble Blues / WhiteSnake / Restless Heart [Bonus Track]
10. All for Love / WhiteSnake / Good to Be Bad
11. Is This Love / WhiteSnake / Whitesnake (30th Anniversary)
12. Whipping Boy Blues / Whitesnake / Forevermore
13. Here I Go Again / Whitesnake / Saints An’ Sinners
14. Need Your Love So Bad / Whitesnake / Slide It In [Bonus Track]
15. Straight for the Heart / Whitesnake / Whitesnake (30th Anniversary)
ハードロック、メタルはダサいという空気漂う90年代後期から2000年代中期、活動が静かだな、終りかな?と思わせての、Good to Be Bad で再始動とかちょっとびっくりした記憶。
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