Tyr -Black Sabbath-

どこかにやってしまったCD代表

というわけで(リンク参照)。

Black Sabbath中後期の名盤
Tyrが見当たらなくなって十数年。

私はiTunes Storeを覗くたび、ため息をついていた。
なんでトニーマーティン期だけ抜け落ちてんの…と。

私はブラック・サバスが結構好きで、
分類的にはいわゆるオジー原理主義の片隅に足を突っ込んでいるようなファンなのだけど、
このTyrだけは少し別枠で見ている。

サバスサウンドの革命というか、
滅茶苦茶換気してるというか。

発売当時は「そうきたかー」という気持ちで、かなり聞きこんだ。

冷静に聞けば
Sabbath Bloody Sabbath的なアプローチなのかもしれない。

でも当時の自分には、かなり新鮮に聞こえた。

模索してるけど、模索感をそこまで感じさせず振り切ってみた。
そんな印象のアルバムだった。

Tony Iommiが曲を書き、
Cozy PowellとNeil Murrayが下支えすると、
こういうサウンドになるのか、という感じがむわーっとにじみ出ていてとても好きだ。

全ての曲がドラマチック。
普通にスキップなしで通して聞ける。

三歩間違えれば北欧メタル的なサウンドに突入しそうなのに、
「やっぱりブラック・サバスだな」と感じさせてくる
Anno Mundi。

The Law Makerのギターソロは、
聞くたびに「張り切ってるなあ」と、にこやかな気分になってしまう。

そして
The Battle of Tyr~Odin’s Court~Valhalla の組曲。

滅茶苦茶かっこいいのだけど、
これCDでは1曲にまとめてほしかった…。

スマホやカーステで自動ボリューム調整をかけて再生すると、3曲のボリュームレベルがバラッバラで、聴いているこっちがヴァルハラ逝きそうになる。

で、そんなお気に入りのTyr。

定期的に聞くアルバムだから、
手放すはずがない。

そんなはずないのに、
引っ越しのタイミングで気づいたら無くなっていたのだ。

やらかしたんだろうなぁ…。

そんなわけで冒頭に戻るのだけれど。

気づけばやっと、
リイシューというかリマスター版が出ているじゃないですか。

待たせすぎですよ。

待ち侘びるほどに思い出補正は進むし、
自分の趣味だって変わっていくものだけど。

久しぶりに聞いたTyrは、
あの頃と同じ気持ちで聞くことができた。

音楽って、音そのものよりも
「その時の自分」を保存している気がする。

そして迂闊な断捨離には気を付けろ(自戒)。

Sabbath and Self Reflection…

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA